母方の祖父母からお世話になっているお寺は江戸時代に徳川幕府の...
母方の祖父母からお世話になっているお寺は江戸時代に徳川幕府の命を受けて建立されたそうで、この地方では唯一葵の御紋を許されている寺社と現住職さんからお聞きしました。一風変わった由来のお寺ですが、先代・現住職さん達はとても気さくで親しみのあるお人柄です。現住職さんは同じ宗派系の女子大学の講師もされているので、学生さん達と接している中で新たに気付かされた上人のお言葉や教えを現代風に話してくださるので心に染み込む事が多いです。堅苦しくない法話の後はご家族のほのぼの話や嫁姑に挟まれて、とか全然住職らしくない世間話で盛り上がります。数年前、奥様が大事にされていた鳥さんが夜更けに旅立った時、悲しんだ奥様は寝ている住職を叩き起こして悲しみを共有するのではなく、枕経を強要したお話は私の一番のお気に入りです。
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